前書き
四畳半のお部屋に交友・趣味・恋愛・勉強・バイトの思い出を詰め込んでいく、学生時代追想紙ペンゲームの”四畳半ペーパー賽系”。”マインドスペース”のタイトルでリメイクされて発売されますが、テーマが好みなこちらの作品を入手。他プレイヤーとのインタラクションが強くないため、自分の手元に集中できるゲーム。要素の取捨選択に悩みつつ、早取りのイベントに目を光らせて高得点を目指す!
ゲーム概要
ゲームの目的は得点要素を満たすように手元のシートに埋めていき、最も高得点を獲得したプレイヤーが勝利。学生生活最後の12ヶ月をどう過ごすか?というテーマでゲームが作られている。シート中で埋まらなかったマスはマイナス点に繋がってしまうため、沢山の思い出を詰め込みたい。
1手番で1ヶ月が経過して12手番(12ヶ月経過)行うとゲーム終了になる。全プレイヤー同時に手番処理を行う。1手番の手順は、
- 5色のサイコロを振って出目に分けて対応するブロックカードに配置する。これが手元のシートに塗れる思い出を表している。各色の意味については後述。
- プレイヤーはブロックカードを一つ選び、手元のシートに対応しているサイコロの色で塗る。ブロックの配置制限は2つあり①既に配置しているブロックに隣接させて塗らなくてはいけない、また②同色ブロックは隣接させられない。
- 全員が記入したら、ブロックカードを1枚捨て札(山札から最も遠い)にして新しいカードを1枚補充する。そして次の手番を始める。
各サイコロの色は学生生活を彩る要素を表している。そして、それぞれに得点要素が設定されている(黄色は除く)。
- 緑色サイコロ:交友
- 手番で緑色ブロックを選択する度にゲーム終了時の得点が増えていく。選択すれば確実に得点を伸ばすことができる。
- 赤色サイコロ:恋愛
- 赤色のブロックと同じ形の別色ブロックが1マス1点となる。上手くいくと高得点に繋がるが、タイミングを逃すと得点に結びつかない。
- 紫色サイコロ:趣味
- 緑色のマスと隣接している紫色のマスが1マス2点となる。交友(緑色)とセットで狙っていきたい。
- 青色サイコロ:勉強
- 減点要素になっている。このゲームは開始時からマイナス点をもった状態で始まるが、青色ブロックを塗っていくとマイナス点を減らすことができる。
- 黄色サイコロ:バイト
- 得点要素に直接結びつかないが、黄色ブロックを選択すると1金を得ることができる。このゲームではお金を使うことでフリーアクションを行える。バイトをしているとで他の得点要素を伸ばすことができるかもしれない。
お金を使うことで行えるフリーアクションが3種類ある。
- 1金:手元のシートに1マス分を黒色で塗りつぶすことができる。
- 2金:ブロックを好きな色で手元シートに塗り込むことができる。
- 3金:ブロックとサイコロの組み合わせを追加選択してシートに塗れる。
得点に結びつくのはサイコロの色で表される要素だけでない。手元シートの塗りつぶしボーナスもある。四畳半、それぞれの畳について全てのマスを塗りつぶす毎に得点と1金を得ることができる。
加えてゲーム毎に設定される3つのイベントも得点源になる。ゲーム中に早く条件達成できたプレイヤーは高い得点が得られる。2番手以降に達成したプレイヤーは少ない得点を得ることになる。
12回の手番を終えるとゲーム終了となり得点計算を行う。最も得点が高かったプレイヤーが勝者となる!!
プレイログ : 2025/1/18
今回は友達と集まって6人でプレイ☺️今回のイベントは①お金を一定数集めること(黄金伝説)、②勉強を頑張ること(大学院進学)、③シートを縦横2列ずつ塗ること(ロード〜第二章)。ゲームに勝つことと関係しないが、学生時代に大学院生をやってた身として②のイベント達成を優先してみた。
順調に青色(勉学)のブロックを塗りこんでいき、イベントの一つは1番に達成できた✨しかし他の得点を伸ばすことが厳しい局面でもあった。青色のマイナス点要素はケア出来そうだが、他の加点要素をあまり選べていなかった。
ゲーム中盤くらいから緑色(交友)ブロックを優先して塗り出す。ブロックを選択すれば着実に得点に結びついてくれる💪そしてこの頃から畳を塗りつぶしてボーナス点も獲得できてきたため、得点も伸びてきてくれていたはず!
ゲーム終盤に差し掛かって気づいたことがある。このゲームのブロックは全て4マスか5マスで構成されている(2マス塗りもできる)。序盤はシートの空きマスを塗りつぶせて嬉しいのだが、後半になるほど塗れないブロックが出てくる。でも2マス塗りは勿体なくて選択できない💦結果、ゲーム終了時に空きマスがポツポツ出て畳の塗りつぶしも中途半端。全然得点が伸びずに5位/6位だった😂
12回ブロックを塗り込むとゲームが終了する。手番同時進行で他プレイヤーにブロックの選択が妨害されることはない。そのため1時間もあれば1ゲーム遊べる軽さ。でも得点要素とシートにブロックを塗っていくパズル要素が本当に悩ましい😆これは遊ぶほど上達できるタイプの紙ペンゲーム!次こそは1位になって我こそ最も充実した学生生活を過ごしたことを示したい😎