【プレイログ No.4】月面探検

プレイログ

前書き

宇宙飛行士となって月面に散らばってしまった物資の回収ミッションに挑戦する”月面探検”。通常版を所持していたが、オインクゲームズの中でも好きな作品なのでワイドボックス版を新しく購入。酸素は保持しておきたい、だけど荷物は沢山抱えなくてはいけない。ギリギリの酸素で命を繋ぎながら仲間たちとゲームクリアを目指す!

ゲーム概要

ゲームの目的はプレイヤー同士協力して、酸素切れになる前に必要数の物質を集めて基地に帰還すること。必要数の物資が良い塩梅の難易度で設定されていて、ギリギリを攻めて物資回収しないとクリアできないようになっている。

ゲームは手番制で進行し、自分の手番では下記を行う。

  • 酸素を消費してダイスを振る
    • 自分が所持している酸素カードを1枚消費してダイスを振る。酸素カードに記載されている酸素の分だけダイスを振ることができる。そこで出たダイスの出目の合計がアクションポイント(AP)として付与される。
  • アクションの選択と実施
    • AP分だけ任意の組み合わせでアクションが実行できる。
      • 移動(1AP)
        • 隣接する場所にコマを移動させる。他のコマがあると飛び越して移動ができる。
      • OGS(酸素生成装置)の起動(3AP)
        • 酸素カードを補給することができるOGSチップを設置することができる。このチップの上で手番を終えると山札から酸素カードを補給ができる。
      • ルート開拓(2AP)
        • 隣接する場所にルートコマを置くことができる。以後、そのマスを無視して移動することができるため後続のクルーが移動しやすくなる。
      • タンク共有(1AP)
        • 隣接する場所にいるクルーと酸素カードや物資の受け渡しができる。ゲーム中、酸素は結構カツカツなのでこのアクションで命を繋いでいく。
      • 物資回収(3AP)
        • 隣接する場所の物資を回収して保持する。他のクルーが置かれている場所は回収できないのでお互いの位置どりも調整する必要がある。
      • 物資投棄(1AP)
        • 隣接する場所に自分の保持する物資を置くことができる。

ゲーム開始時に各プレイヤーには役割カードが配られる。これが各プレイヤーに個性を与えてくれて、ゲームに多様性を与えてくれる。上記のアクションが効率的にできる役割や特定の状況で能力を発揮してくれるものがある。

今回のワイドボックス版には11種類の役割カードが含まれている。それぞれ能力の傾向が異なっているので組み合わせによってプレイ方針が変わる。

  • エンジニア
  • ちからもち
  • インベンダー
  • ムードメーカー
  • ベテラン
  • 航空宇宙医師
  • 整備士
  • 検査士
  • アスリート
  • 新人
  • 旅行客

必要数の物資を回収して全員が基地(スタート地点)に帰還できるとゲームが終了し、物資確認の上で勝敗が決定する。

物資の中には”無事な物資”と”破損した物資”があり、ゲーム中は基本的に確認することができない。ゲーム終了後でないとどのくらい無事な物資を回収できていたか分からないのだ。そのためゲーム中は”無事な物資”の割合が多い、奥のエリアに進んでいき物資回収することを迫られる…

プレイログ

今回は友達と3人プレイ。自身の役割は”ベテラン”であった。通常は3AP必要な物資回収のアクションが2APで行うことができる。友達の役割は”ちからもち”と”エンジニア”。”ちからもち”は酸素カードおよび物資の保持上限が1つ多く、”エンジニア”は手番開始時に1~2マス動かせるロボットを有している。

序盤はエンジニアがロボットを上手く配置してくれて、それを飛び越えていく形で距離を稼いでいく。奥の物資をいかに多く回収できるかが重要なため酸素カードを使って進んでいく。中腹に差し掛かったあたりで全員の酸素カードが尽きてきたため、OGSチップを配置して何とか工面しようとする。

奥まで進んでいきたいのに酸素補給がままならない。OGSチップで酸素カードを補給する際に磁気嵐カードを捲ってしまうとOGSが壊れてしまう。するとそこで酸素カードが引けなくなってしまう。今回は1人がガッツリ酸素カードを補給してくれたので、それをお裾分けしてもらうことで凌げた。

OGSチップも増設して酸素カードを補充できる体制を作ってみるが、アクションポイントの負担が重い。しかしながら壊れる時には壊れてしまうから安心できない。酸素が尽きないうちに帰還することを考え、復路で中腹部からスタート地点付近の物資をなるべく回収する方針に変更してプレイ続行。

”ベテラン”の特性である物資回収を2APで行えるのを活かして、上限いっぱいまで物資を拾う。友達たちも可能な限り物資回収して無事に基地に帰還することができた。ゲーム終了となり、どのくらい無事な物資を回収できていたかを確認してみる。3人プレイ時は無事な物資を7個以上回収していれば良いのだが、結果は回収物資:12個、無事な物資:5個、破損した物資:7個でミッション失敗😂

楽観的にプレイしていると酸素が工面できず窒息してしまってゲーム失敗となってしまうのが月面探検の難易度である。手番でどのくらいアクションを実行できるかがダイス運によるので、常にリスクヘッジしながら確実なラインでプレイしていきたい。しかしリスクを取らないと奥に進めないため、今度は無事に帰還できたとしても必要数の物資が回収できない。このジレンマをどう乗り越えてミッション達成するのか、各プレイヤーの役割カードの能力を加味して協力プレイしていくのが楽しいのだ😆

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